リクルート入社後の配属
●入社後配属について
HRのリクナビ、住宅情報のスーモ、じゃらん、ホットペッパーなど様々なプロダクトがありますが、同期の8割が営業に配属されてました。
当時の人事の考え方は分かりませんが、東大卒なのに営業の人もいれば、体育会出身なのに企画配属の人もいたので、配属に学歴などは関係ない気がしました。
私は大部分の同期と同様営業配属でした。
最近は「リクルート」と言われると少しスマートなイメージがありますが、なにを隠そう、ゴリゴリの営業会社なのです。
入社後は名刺集めや飛び込み営業を死ぬほどやりました。
道端をふらふら歩き、電車の中でサラリーマンに声をかけ、
研修期間だけで何百枚もの名刺を集めました。
ビルのてっぺんから一階まで飛び込んで回る、「ビル倒し」なるものも本当にありました。
メンター的な3〜5年目の優秀な先輩がついてくれて、自ら取りにいけば、色んなことを学べますが、やはり楽な仕事ではないので、当時は3年で2〜3割くらいは離職をしていたと思います。
個人的には、リクルート新人時代は、人生で大事なことを多く学べる大切な場でした。
今でも覚えてる、先輩から言われたフレーズもあります。
・「短い時間で成果を出せ、長い時間働けば誰でもできる」
生産性を追求するリクルートらしい考え方ですよね。
・「緊張とか関係ない、お前は今から役者。舞台で演じて、みんなを満足させろ」
役者並みのプロ意識を持てってことだったんだと受け止めてます…
・「お前が思ってることをさっさとやれよ。ここはそういう場だよ?」
営業をしてると忙しの中で、思考が停止してしまうことがあるんですが、他人任せにせず、自分で考えて、行動に移せってことですね。